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認識と論理的展開[ブログ]  
詳細/おすすめ(3409/0) | ソーシャルブックマーク(0)  2009/09/16 03:58

なにやら難しいタイトルですが、話は簡単です。

以前に書いた【どうでもいい話】の解説です。

 

@は正常な平仮名の【る】です。

Aは左回転方向に90度倒したもの。 Bは右回転方向に。

 

 

まず論理的展開をしてみます。

文字と言う物は大別して横書きか縦書きです。

横書きの場合、左から右へ書きます。 同様に縦書きでは上から下へ書きます。

アラビア語は縦書きして横から、しかも右から読みます。

特殊と思われる文字は除外視すると、通常は行頭を上と見なします。

また【前】という認識が普通です。

 

このブログは横書きですから左側が上であり前でもあります。

一方で縦書きの場合、右の行が上にあたり前なのです。

 

もうお判りですね?

横書きで【る】という文字を見た場合、文字の左側が前という認識が働きます。

ですからAはうつ伏せ、Bは仰向けと認識します。

ところが縦書きをイメージした場合【る】の右側を前方と認識します。

そのため横書きとは反対の認識になってしまいます。

 

ここまでが論理的展開です。

要するに 基準が異なれば見解も異なる という好例です。

 

 

 

 

さて次は図形認識論から展開してみます。

簡単に言えば「どういうイメージを得るか」という事です。

 

ここに顔文字?を書いてみます。

 

  orz

 

これは挫折した人が手を付いているように見えます。

続いてもう一つ例を挙げます。

 

  _| ̄|〇

 

これも上記の例と同様に解釈されます。

これを人間の所作と認識した場合、誰が見ても下を向いていると認識できますよね?

読者様も「手を出しなさい」と言われた場合、必ず自身の前に出しますよね?

捻くれ者でない限り後ろに手は出しません。

常識的に考えれば、手を前に出すのが当たり前です。

だからこそ、この顔文字表現は下向きであると理解します。

そして orz は左向き、 次の表現は右向きと理解します。

 

これを踏まえて次の文字です。

カタカナの【 コ 】です。

 

  コ

 

先ほどのイメージ認識をベースにすると、この文字は左向きと感じます。

ではアルファベットの【 C 】はどうなのでしょう?

 

  C

 

もうお判りですね?

カタカナの【 ロ 】のような文字は図形的に閉じています。

対して【 コ 】では左側が開いています。

この開いた部分の方向が人間の所作としては前方という認識が働きます。

 

ここで改めて【 る 】を見てみましょう。

 

正常な@の文字を見ると、縦書き/横書きを問わず左側が前方という認識が働きます。

そしてAはうつ伏せ、Bは上向けと感じられるのです。

 

この図形認識論はコジツケでしょうか?

いぇいぇそうではありません。

別な文字で試してみるとハッキリ判ります。

 

  J し

 

アルファベットの【 J 】と平仮名の【 し 】です。

図形的には開いた方向がまったく正反対なのです。

これを横倒しにしてみましょう。

両方とも左回りに90度回転させると、【 J 】はうつ伏せに、【 し 】は仰向けに感じます。

右周りにに90度回転させても 「J」と「し」の関係は対照的に変わりません。

 

前回の「仰向け?うつ伏せ?」では確かに2択でしたが、その他には

「こんな質問バカらしい」と見る向きもあります。

現実には3択かもしれません。

 

ですが、このようなバカらしい問題にも、きちんと法則性や科学できる部分が存在するのです。

無回答であった方々は単に回答するのに躊躇されたのかもしれません。

ですがこのような視点はあったのでしょうか?

 

また「絶対に仰向けだ!」とか「いやうつ伏せだ!」と自分の意見に固執した方がいたとすれば、

それは自身の脳が非常に固い事の証明なのです。

もっと物事を柔軟に見る必要があるかもしれません。

 

このように「たかが○○…」と見過ごす事柄にも、いくばくかの真実が隠れているものです。

忙しい毎日…とはいえ、このようなものを見過ごす余裕の無さは無くしたいものですね。

 

 

 

 

PS:

下らない問題でしたが、このテキストをお読みになって、どう感じましたでしょうか?

某家電品メーカーのキャッチコピーを思い出しますね。 (笑)

 

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