|
みなさん、こんにちわ(*＾-＾*)
ちゃんリンシャンでおなじみの１６歳の女子校生(設定上)のルストですｗ
今回は、ＮＯ！詐欺ブログ第２０回「詐欺罪」です。
刑法と民法における詐欺罪の違いをご紹介しつつ、
ゲーム内詐欺について考察してまいります。
刑法における詐欺罪
刑法264条（詐欺）
１．人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。
２．前項の方法により、財産上不法の利益を得、または他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。
民法における詐欺罪
民法96条（詐欺または強迫）
１．詐欺または強迫による意思表示は、取り消すことができる。
２．相手方に対する意思表示について第三者が詐欺を行った場合においては、相手方がその事実を知っていたときに限り、その意思表示を取り消すことができる。
３．前二項の規定による詐欺による意思表示の取消しは、善意の第三者に対抗することができない。
刑法における詐欺罪は、
・人を騙したこと
・人を騙して不当に財産を得たこと
この２点が証明された場合に刑事罰として問えます。
民法における詐欺罪は、
・騙された意思表示を取り消すことができる
・騙されて不当に盗られた財産は、取り戻すことができる
となっており、詐欺の被害者を保護する規定になっております。
ゲーム内詐欺の、騙したことにより人の財産を得るということは
運営側の見解によると「ゲーム内での正常な取引」とみなされるようです。
ですが、ゲーム内における財産がリアル世界での財産と同様と
見なされる場合（課金アイテム等）は、実際に刑事罰の詐欺罪として
立件されたケースもありまして、騙されたことが証明されれば、
ゲーム内詐欺も立派な犯罪となるケースがあります。
被害者側が警察に相談し、刑事告訴となった場合、
犯人が逮捕されることになりますが、騙し取られたアイテム等は
司法の場では補償されません。
過去、司法の場でゲーム内詐欺が違法と判断された場合、
そのゲームを管理する運営により騙し取られたアイテム等が
補償されたケースもあるようですが、LOSTではそうなるとは限りません。
運営側がアイテム移転等の措置をとればいいのですが、
アイテムを取り返すためには、刑事裁判に続き、民事裁判が必要と
なる場合もあります。
その場合に、民法96条により被害者が保護されるというわけです。
「騙された」ということが証明されれば、詐欺罪として成立します。
ＩＤ盗用の場合でも、「騙された」というケースがあります。
ハッキングなどではなく、被害者を言葉巧みに騙し
ＩＤとパスワードを聞き出し、ＩＤを不正に使用するケースがあります。
この場合、利用規約第１４条において、
・ＩＤは会員個人で管理すること
・他者に譲渡してはならないこと
・ＩＤ不正使用の損害は、当社は一切責任を負わない
とあり、運営側により補償は一切行われないことがあり得ます。
しかし、ＩＤ情報を騙して聞き出した場合には、
過去の事件例において、不正アクセス防止法として立件されたケースも
あります。
騙されたけど他人にＩＤを教えた自分が悪い、ではなく、
明らかに騙したほうが悪く、司法の場で罪に問うことができるわけです。
第一に騙されないことが重要でありますが、
もし騙され不当に財産等を奪われてしまった場合は、
警察に相談してみるのもいいかもしれません。
次回ＮＯ！詐欺ブログでは、なぜゲーム内詐欺が耐えることがないのか？
ゲーム内で騙されやすいのはなぜなのか？について考察してまいります。
LOSTが末永く平和でありますように♪
それでは、また次回＾＾ノシ
詐欺被害にあわないために、先渡し等はなるべくしないようにして下さい。
取引時には前後の会話内容を含めＳＳを取るようにして下さい。
ひっかけ露店の被害にあわないよう、課金アイテムの使用回数は
よく確認して下さい。
「詐欺にあっちゃった。どうしよう＞＜」というときは、
周りの方に相談してみて下さい。
誰かがきっと、あなたの力になってくれるはずです。
誰も相談する人がいない、という方は、私ルストが相談に乗ります。
解決するために力を貸してくれぇぇぇ！ってときも相談に乗ります。
このポータルでメールでもよいですし、ゲーム内で内緒してください。
少しでも被害を受けた方の力になれたら幸いでございます。
|
ゲーム
