通信の後、俺は指定されたビルへ向かった。
アルにサラが捕らえられている事を伝えているから、後は時間を稼ぐつもりであった・・・
「・・・さぁ・・来てやったぞ!」
メデューサ:「意外と早かったね〜逃げたかと思ったけど・・・」
「誰が逃げるか!!お前ごときで逃げてられるかよ!!」
メデューサ:「酷いこと言うね〜昔は同士だったじゃないか」
「あれはお前じゃない!!」
メデューサ:「・・まぁいいさ・・今日、君はここで散るのだからね・・・」
「望むところだ!!今日こそお前を封じ込めてやる!!」
・・3年前、俺とメデューサ・・いや・・エールとは友達であった・・・
しかし、エールは原因不明の事故に巻き込まれ・・メデューサという人格が生まれてしまった・・・
1度は更生したように思えたのだが・・・
「・・先に行かせて貰うぞ!!」
〜ホーリーレイピア!!〜 無数の光が乱れ飛ぶ
メデューサ:「いきなり本気だね〜そんなにこの器の持ち主が好きなのかい?」
「ただの友達だ!!」
メデューサ:「今度はこっちからだよ」
マシンガンの乱射・・全ての光をかき消した!
「ずいぶんな無駄使いだな・・節約を覚えたらどうなんだ?」
〜スクランブルビーム!!〜 今度は熱線が飛んだ
メデューサ:「ぐっ・・・?!」
「鈍いな・・どこかの起動戦士のザコ役の方がよっぽど避けるぞ」
メデューサ:「や・・やるじゃないか・・こちらにもその程度の貫通力なら!!」
対装甲車ライフルが打ち込まれる・・そのうち1つが俺をかすめた
「・・この程度か?そんだけ打ち込んで1発かすめるだけとは・・・」
その時、サラが出てくるのが見えた
「ふん・・どうやら俺の勝ちのようだ」
メデューサ:「なっ?!いったいどういうこt・・・」
「こういう事だ!!」
〜ホーリーバースト!!〜 小さな光が飛び・・・大爆発!!問答無用でメデューサを吹き飛ばす!!
「いい加減目を覚ませ!!エール!!!」
???:「・・・」
「・・ダメか・・・!!」
???:「・・・ん・・・」
「・・・?」
???:「・・すんねん」
「・・・へ?」
エール:「何すんねん!!!」
「うぉ?!戻ったら戻ったでキツイ・・・」
エール:「よくもウチにあんな痛いのを当ててくれたよね〜・・・」
「い、いや〜そうしないとメデューサを消せn・・・ぐは?!」
何処からともなくハリセンが飛んできた・・・
エール:「せやからって加減があるやろ!!ウチが女なのを忘れたん?」
「・・ッテテ・・お前こそ加減しやがれ!!一瞬だけ三途の川が見えたぞ!!」
エール:「そのまま渡ってまえ!!・・・バカ・・・」
「・・・無事でよかったよ」
エール:「・・おおきにな・・・」
その後、エールの話によれば・・更生はしていたが、ダークネスによって復活させられたらしい事が解った・・・
エール:「・・・地球は既にそいつの支配下に置かれてしまったそうなんや・・・」
「・・そうか・・・」
エール:「ごめん・・ウチが弱いばっかりに・・・」
「つべこべ言うな・・取り戻しにいくぞ」
エール:「・・そやね・・・」
「・・とりあえず・・付いて来るか?」
エール:「ええの?ウチ弱いのに?」
「バックアップが居なかったからな」
エール:「それならウチに任せて!!」
こうして、準備は整った・・・
続く・・・?
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