鉱石探し5日目・・・
(迷いの洞窟)の座標も大体とれてきた。
「・・これだけの情報があればエデンの人たちの為になるかもな」
エール:「油断は禁物やで!!完全制覇しなきゃ地図なんか作られへんよ?」
「元々の目的は燃料探しだったよな?」
エール:「見つからんねんから、しゃーなぃやろ?」
「・・その大阪弁、何とかならないか?」
エール:「メデューサと代わろか?」
「あれはあれで面倒だからやめてくれ・・・」
メデューサ:「酷いね〜気に入っていたのに〜」
「うぉ?!」
・・こんな会話をしながら奥へと進む・・・
デルタ:「・・そういえば・・・」
「・・・ん?」
デルタ:「前に長老さんから聞いたのよ、この洞窟には、クロムストーンって言う石があるそうなの」
シグマ:「くろむすと〜ん・・・?」
ウルフ:「あぁ、それか・・各地方にある石で、それぞれに属性を宿すそうだ」
ウルフも噂には聞いていた、火・水・雷・土・氷・風・光・闇と言う属性をそれぞれに宿し、持っているだけでその属性が使えるようになると言う「クロムストーン」迷いの洞窟には闇以外の全ての属性がそろっていると言う噂もあった。
「それがあれば燃料にも使えそうだな、それを探すか?」
ウルフ:「まて、その石は特定の人種でないと扱えないらしい」
シグマ:「・・・どんな人種ですか?」
ウルフ:「汚れなき心を持つ人・・それ以外が触れると怪我をするそうだ」
今までにも、利益の為に数人が触れようとしたが・・・
そのつど暴発し、死者まで出ていた・・・
「・・それなら大丈夫だ、デルタとシグマは扱えると思うよ」
エール:「・・ウチは?」
「暴発どころか大爆発だろうな」
エール:「シグ〜クロウがちべたい〜・・・(泣)」
デルタ:「どぅどぅ・・」「・・でも、どうして言い切れるの?」
「ずっと一緒にいてるんだぜ?お前が純粋かどうかは嫌なほどわかる」
デルタ:「・・・。(照)」
シグマ:(よかったですね♪)ヒソヒソ・・・
デルタ:(う、うん・・・)
そういう会話をしている間に・・・
「・・・お?」
エール:「ここが最深部みたいやね・・・」
そこには、いろんな色に光る石がそこかしこにあった。
デルタ:「・・これが・・クロムストーン・・・」
シグマ:「きれいですね・・ウルフさん・・・」
ウルフ:「あぁ・・俺も始めてみたよ・・・」
エール:「きれいやね・・クロウ・・・」
「・・お前とはそんな雰囲気になりたくない」
エール:「シグ〜・・やっぱりクロウがちべたい〜・・・(号泣)」
シグマ:「え、えっと・・あはは・・・・」
とりあえず、燃料になるかどうか、採取してみる事にした・・・
デルタ:「じゃぁ・・・」
シグマ:「拾ってみますね・・・」
「気をつけろよ、デルタ」
ウルフ:「怪我はさせないよ、シグ」
まずシグマは石に触れる・・・
シグマ:「・・・。」「・・だ、大丈夫なようです・・・」
それを聞いて、デルタも恐る恐る触れてみた・・・
デルタ:「・・・。」「・・わ、わたしも平気みたい・・・」
エールも触れようとするが・・全員に止められた。
「・・とりあえず今日はもう戻ろう、燃料になるようなら、又とりに来ようか」
ウルフ:「・・だな」
デル・シグ:「そうね」「ですね」
エール:「ブツブツブツ・・・」
続く・・・?
|