ルル:「それにしても・・・」
ララ:「阿修羅さんの言葉がとても気になるのです・・・」
ウルフ:「・・何か知っているのか?」
ルル:「それはね・・ぅわぁ!!」(バタン!)
ララ:「私がご説明するのです!!」
ララの話によれば、ウルフの去った夜、阿修羅と名乗る霊魂に不思議な力を貰ったという・・・
ララ:「阿修羅さんは(2極の力)と言っていたのです!」
ルル:「ここからはあたしが言うね!」
ルルの話によれば、2人居て初めて成立する力であり、ルルは攻撃、ララは防御らしい・・・
ルル:「お兄ちゃんが居なくなってから半年、あたしたちはずっと村を守ってたんだから・・・」
ララ:「なのです!!」
ウルフ:「2人で1つか・・」
シグマ:「双子さんならではですね」
長老:「この子等が居なくなってしまうのは少し厳しいのぅ・・・」
ウルフ:「阿修羅の事だ・・何か理由があるのだろう・・・」
その時!!
(また出たぞ!!ダークネスとか言う連中だ!!)
ルル:「もぅ!!しつこいんだから!!」
ララ:「まったくなのです!!」
ウルフ:「俺も行くよ!」
ルル:「ダメ!お兄ちゃんはお姉さんと一緒に居て!!」
ララ:「私たちで何とかできるのですよ!!」
とはいったものの・・今回は敵の数が増えていた・・・
ルル:「いっくよ〜!!」
ララ:「はい!なのです!!」
ララ:〜プリズム・シェル!!〜
ルル:〜フレイム・アロー!!〜
ララが攻撃を防ぎ、ルルが1機ずつ倒してゆく・・まさに攻撃と防御の2極であった・・・
しかし、今回は勝手が違った・・敵の数が多すぎるのである・・・
ルル:「ララ、大丈夫?」
ララ:「も、もう体力が〜・・・」(シェルに亀裂が入り始める)
ルル:「もうダメ・・ララ!!逃げて!!」
ララ:「も・・もうだめ・・・」
その時、1機がララ目掛けて攻撃態勢に入った!!
ルル:「ララ!!」
〜クロスバーナー!!〜
ララ:「にゃっ?!」(いきなり抱き上げられた)
「・・ったく、子供は無理するな」
ルル・ララ:「ほぇ・・・」
「そこで休んでな、後は俺がやる・・・」
クロウは2人を安全なところへ運び、敵陣へと戻った。
「子供相手に数が多すぎやしないか?まぁ・・とっとと終わらせるか・・・」
ダークネス一味:「ゾウインヲヨベ、ワレワレデハカテナイ・・・」
「また増えるのか?!面倒だからやめてくれっ!!」〜スクランブルビーム!!〜
熱戦が通信部隊を焼き尽くす・・・
ダークネス一味:「テッタイダ!ゾウエンガコナイイジョウ、カチメハナイ!!」
「それもお断りだ!!」〜エンドレスナパーム!!〜
激しい爆発が起こり、全滅・・・。
「・・2人とも、怪我はないか?」
ルル・ララ:「ポカーン・・・」
「・・・?」
ルル:「お兄さん、実は強いんだね」
ララ:「かっこよかったのです♪」
「実はって・・おまえらなぁ〜・・・」
ウルフ:「ルル!!ララ!!大丈夫か!!」
ルル:「うん、お兄さんに助けられちゃった」
ララ:「お兄さん、かっこよかったのです♪」
翌日・・・
長老:「・・もう、心を決めたのだね?」
ルル:「うん!お兄ちゃんと一緒に、がんばってみるの」
ララ:「なのです♪」
長老:「そうか・・孫が3人とも言ってしまうのは寂しいのぅ・・・」
ルル:「もぉ〜・・おじいちゃんってば〜」
ララ:「おじいちゃんは長老なのですよ?泣いちゃったらダメなのです〜!」
長老改めお爺ちゃん:「うむ・・そうじゃな・・気をつけるんだぞ・・・」
ルル・ララ:「はいっ!」
続く・・・?
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