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yuki002さん
 
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7.ローカライズの問題[ソフトウェア考]  
詳細/おすすめ(2120/0) | ソーシャルブックマーク(0)  2009/07/02 02:59

ローカライズとは、プログラムを他の言語で使用させるための改変を言います。

本当は技術的な内容を書けばよいのですが、今回は少し違った視点で見てみます。

 

ルナティアは海外では【Holic2】(だったかしらら?)として公開されています。

日本ではすでに登録商標されていたので その名称が使えずルナティアになったのでしょうか?

名称由来はどうでもいいのです。

「名は体を表す」という言葉どおり、ふさわしい名称ならば何でも良いと思います。

だけど、内容はあくまでも海外版の Holic2 と同じだと言われます。

そして日本語化され公開されているわけです。

 

ここで注目して頂きたいのは 日本語化 という部分です。

別な言い方をすると日本語バージョンですね。

商業的に考えるならば、特定地域むけにローカライズされた地域限定バージョンです。

 

この日本語化について考えてみます。

それは、なぜ日本語化する必要があったのでしょう?

答えは簡単です。

日本で収益をあげるためです。

そのため、海外からの接続を許可していません。

 

 

話は変わります。

あなたの正義と私の正義は同じものですか?

この命題、過去に散々議論され尽くしています。

結論は 志を同じくしない限り異なる です。

個人の価値観によって正義の定義が異なるからです。

 

同様に誠意とは言ってもその誠意を決める基準が異なれば同じ事です。

あなたの誠意と私の誠意は同じものですか?

 

当然違います。

 

 

 

また話は変わります。

郷においては郷に従え

これも誰でも知っている諺です。

 

ここで出てくるのがローカライズ(日本語版)の問題です。

開発国(韓国)での常識や社会通念は日本とは異なります。

クエストの内容に理不尽なものがあると感じるのは、そういう理由によるものです。

逆に日本製のモノが輸出された先でも同じことが言えます。

これはセクトと言われようと何と言われようと文化そのものの違いなのです。

 

ソフトウェアをローカライズする場合、その地域の文化に則した修正が行われます。

実はそれこそが郷においては郷に従えの実践に他ならないのです。

 

ソフトウェア(特にアルゴリズム)は作成者の文化に強く影響されます。

そしてローカライズする場合に文化表現レベルによっては相当苦労します。

文字の問題から文法など機械的に翻訳できるものは障害が少ないのですが、

文化的表現自体は致命的なモノがあります。

そういう場合、完全に別の物に置き換え矛盾が起きないようにします。

 

 

以上はソフトウェアのローカライズの問題でした。

これは狭義のソフトウェアの問題です。

広義にソフトウェアと言えば、その運用方法も含まれます。

ここで初めて誠意について語れます。

何の話かと言うと、運営態度や方法についてなのです。

 

ハッキリ言って ルナティアの運営陣の価値観はローカライズされていません。

その結果がアカウントハック事件であったりBOT放置であったりします。

なぜそんな事件が発生したかを考えると根底には文化的問題がある事がわかります。

運営方法自体がローカライズされていないのです。

だからユーザーに署名活動をさせてしまうような状態なのです。

 

「自身こそが国際標準である」などと思い上がった運営態度こそがローカライズできない原因なのです。

簡単に言えば地域(国)によって消費者の質が違うのですから、それを踏まえた運営を行わないといけないのです。

日本語化とは言っても国内で運営する限り、誠意の基準もローカライズされる必要があるのです。

ましてオンラインゲームとして一度に多数の顧客を相手するのですから運営のローカライズは当然の事なのです。

 

改めて問い直します。

あなたの誠意と私の誠意は同じものですか?

 

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