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12歳の恋物語A[プチ小説♪]  
詳細/おすすめ(4224/0) | ソーシャルブックマーク(0)  2010/12/05 20:46

12歳の恋物語A

 

 

 

花瓶を割った音で教室中が静まった。

 

 

美帆「・・・・・・・・・・」

 

唯華「あーあ、やな空気ー」

 

愛海「・・・・・・・・・・」

 

唯華「せんせー!美帆さんが・・美帆さんが、花瓶割ったのに、私に割った割ったーって押し付けてきますー」

 

矢澤「・・はい、皆席についてー」

 

 

これから先生が言うことはだいたい予想できていた。

 

 

矢澤「皆目を瞑ってー」

 

 

矢澤「えーこのクラスの中に、どうやら自分でやったことを人に押し付ける人がいるみたいだねー」

 

矢澤「それは自分だって思う人は正直に手を上げてー」

 

シーン・・・・・

 

美帆(やだよ、こんな時に懺悔するKYなやついるかっつの!)

 

矢澤「早く言ったほうがいいよー後になればなるほど怒り倍増だからねー」

 

 

やっぱり予想通り、その質問、その言葉。

 

ついにちくられた・・・。最悪。

 

 

 

 

―そして帰り道―

 

 

 

美帆「あーこれからどうしよ・・あいつ・・ちくりやがって・・これからどうしよ・・困ったなーー」

 

優汰「あいつって誰?」

 

美帆「わああ!」

 

美帆(う・・わ・・独り言聞かれちゃったよ・・・超恥ずかしいーー!)

 

 

美帆「えっと・・私の問題だから・・あんまり気にしないで」

 

あまりの恥ずかしさにこの空気から逃げようとする。

 

優汰「女子と女子との問題?」

 

美帆「え・・・」

 

美帆(もしかして・・!!)

 

優汰の言葉に絶句。

 

と、同時に頭の中に色々なことがうかんだ。

 

 

美帆「ねえ、あたしの噂知ってる?」

 

優汰「はあ?どういう・・」

 

美帆「あたしが花瓶割ったの人に押し付けたこととか、あたしがぶりっ子だとか・・・」

 

優汰が全て話し終える前にしゃべってしまった。

 

優汰「・・・・・」

 

美帆「・・聞いて・・」

 

美帆(・・・どうしよう・・・優汰にまで・・・)

 

 

優汰「俺、そんなの信じてないよ」

 

美帆「え・・・」

 

優汰「むしろデタラメだと思う」

 

美帆「!?」

 

ああ、今一瞬だけ心の棘がなくなったような気がした。

 

ああ、今一瞬だけ優汰の顔がニコニコして見えた気がした。

 

・・え・・・?

 

優汰「俺はお前を信じるよ」

 

美帆「あ・・うん・・ありがとう・・・」

 

優汰「ま、またなんか悩みとかあったら俺に言えよ、聞いてやるから」

 

何となく自慢気に聞こえるような感じがするが、本人はそうではないらしい。

 

美帆「本当に・・ありがとう・・優汰・・」

 

 

何か、優汰って神経質なだけかと思っていたけど、意外に優しいんだな。

 

優汰といると、心がポカポカする・・。

 

美帆(は・・!!)

 

美帆(これって・・あたしが、優汰のこと好きってことーー!?)

 

優汰「美帆ー?おーい」

 

美帆「あ、はいはい」

 

優汰「どーしたん?」

 

美帆「あ・・えと・・妄想中っ」

 

優汰「どんな妄想だよ!!」

 

美帆「・・・す・・好きな人の!!」

 

 

 

 

唯華「おーい!美帆ちゃーん」

 

美帆・優汰「お前の好きな人って誰だよ!」「あはは」

 

唯華「・・・・・ふーーん」

 

唯華「信じらんない・・」

 

唯華(あんたと優汰君・・・絶対にくっつけさせないから!)

 

 

 

12歳の恋物語A ―(next ゚Д゚)ノ☆―

 

☆いよいよ恋愛系スタートですぜ!!

 

だがおわる☆

 

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