今回は、日本語は難しいと言うお話w
刀客の気功に「暗影殺撃」と言うものがありますが、現在の説明では
「発動時した際、攻撃力が 20% 増加します(発生確率増加)」
となっています。ですがこれ、以前は
「攻撃力に20%追加したダメージを相手に与える(発生確率増加)」
となっていました。
で、実際のところ暗影殺撃の効果は
「攻撃力の20%分を追加ダメージ」
と言うのが正解なんです。以前の説明の方が事実に近い表現です。
決して、「攻撃力が20%増加」なんてしませんw
攻撃力が20%増加するのは「狂風万波」ですからね^^;
さて、ここからが本題。
中級気玉石に「憤怒天打」と言うものがあります。
この憤怒天打の効果は「1〜3%の確率で憤怒打(20%ダメージ増加)を発動します。」というもの。
これは憤怒打ですから、狂風万波と同じく「攻撃力20%増加」となります(ステータスには反映されない)。
wikiのコメントで「暗影殺撃より微妙に大きい数値が出るので、単純に攻撃数値+20%では無いのかも」と言うものがあったんですが、暗影の方が間違っているのです^^;
攻撃力を100として計算してみると
暗影殺撃:100 + 100 x 0.2 = 120
憤怒天打:100 x 1.2 = 120
となり、同じ値になりますね。
ところがこれ、通常攻撃の場合なのです。
武功攻撃になると、武功威力と武功攻撃力が関係してきますが、これらは「攻撃力」を元に計算されます。
つまり、
「追加ダメージは含まれない(最後に加算される)」
と言う事です。
以前与ダメ計算のときに導き出した式で、攻撃力をO 、追加ダメージをP 、相手防御力をD 、相手武功防御力をDn 、武功威力をS 、武功攻撃力増加分をSn (%) とすると
通常攻撃ダメージ:O - D + P 武功ダメージ基本式:1.5(O - D) + S (1 + Sn / 100)- Dn + P
のようになりました。
もっと分かりやすく、相手の防御力と武功防御力、武功攻撃力増加分がないものとすると、
武功ダメージ:1.5O + S + P
になりますね。
これに憤怒天打と暗影殺撃の増加値を加えてみると、
憤怒天打:1.5(1.2O) + S = 1.8O + S
暗影殺撃:1.5O + S + 0.2O = 1.7O + S
となり、「攻撃力の10%程度、憤怒天打(攻撃力20%増加)の方がダメージが多い」という事が分かります。
もちろんこれは最も単純化した場合なので、実際にはもっと差は少ないでしょうが、「憤怒天打の方がダメージが多い」と言うのには変わりはありませんね^^
結論
説明を鵜呑みにすると混乱しますw
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