現場労働者(以下G):A 「なぁ、ちょっと気になる事があるんだけどさ」
G:B 「くだらねぇ話してっと、また監督に怒られるぞ」
G:A 「いや、それがELの奴らの事なんだよ」
G:B 「ん?あの殺人者集団がどうした?」
G:A 「それが・・・」
G:B 「ここなら誰にも聞かれない。話してみろ」
G:A 「あいつら、たまに屋上に来てそこにあるヘリ壊すだろ?」
G:B 「う〜ん・・・まぁ意味わからねぇけど壊しに来るな。で?」
G:A 「よく考えてみたら、普通ヘリ破壊するのなんて給油口に銃弾数発でドッカーンだろ? にも関わらず奴らは原型なくなるくらいの勢いで撃ってるわけよ。剣とか斧とか持ってるやつもいるけど、あれで配線切っちゃうくらい出来そうなもんだけどな」
G:B 「まぁな。いつも壊れたヘリを直してるの俺たちなんだから、もう少し楽に壊してくれりゃ直すの簡単なんだがな」
G:A 「聞いた話じゃ、あいつらみんな記憶喪失だったらしいぞ」
G:B 「マジかよ?!・・・兵士になる以前の記憶がない。う〜ん・・・ありゃ実はELが改造したゾンビかもしれねぇな」
G:A 「ありえるな・・・あいつら肉と酒があれば銃弾でも刃物でもはじき返すからな。あれは人間の限界を遥かに超えてる」