おはようございます、kikaraです。
毎日、寒い日が続いてますが、皆さん、体調管理はしっかりおこなってますか?
さて、たまには真面目な話でもしようかと思います。
今朝の通勤電車の中での出来事です。
僕は路線の始点から終点まで乗っていくので、いつも座っていけます。
でも、通勤時間というのは誰でも移動時間ですから、当然混みます。
なので、折り返しの電車が入ってくる10分前に並んでないと、座れません。
寂しく車両の中に立っている座れなかった方々(いつも4〜5人くらいいる)に混じって立っていなければなりません。
もちろん、最初に座れなければ、もう終点まで座れませんアヒャ
今日はいつもより3分ほど家をでるのが遅くなってしまい、駅前の駐車場に着いたのが、いつもより8分ほど遅い時間でした。
ちなみに、家から駅前の駐車場までは車で(朝だと)40分ほどかかります。
今日はいつもの電車は無理かもしれない…と思いながら、急ぎ足で駅まで歩いていきました。
ちなみに、駐車場から駅までは歩いて(信号に全部ひっかかってとして)約13分です。
改札を通り、ホームに下りると案の定…車両はすでにほぼ満席です。
辛うじて優先席が1つ空いていたので、取り合えず座りましたホッ
ところで、優先席って知ってますか?
先に座った人が優先!という意味の椅子ではありません。
窓にステッカーなどが貼ってあると思いますが、体の不自由な人や妊婦さんなどの為の椅子なんですね。
もちろん、「専用席」ではなく「優先席」という名称ですから、元気な健常者の人は座ってはいけないというわけではなく、優先席対象者が乗ってきたら、優先的に座る権利が発生するということです。
始点から乗って次の駅でその機会はやってきました。
杖をついた、少々足が不自由なおじいさんが乗ってきたのです。
もちろん、すぐに気づきましたから、おじいさんと席を交代して座って頂きましたとも!
だって、老人になると、体力も落ちるし、関節も自由に動かなくなってチョットした動きも非常に困難になってきますから、そんな状態で通勤時間帯の電車に杖をついて立っていろというのは酷でしょう。
まぁ、座れたのもつかの間…次の駅までで終了〜〜〜っていうのは、確かに「ちぇ〜」って思う部分はありますけど、それでも席を譲らないほど非常識じゃないですよ
でもですね、僕の右隣に座っていた、明らかに僕より若い女の子は本を読んでいたんですが、おじいさんが乗ってきても見向きもしませんでしたムッ
そして僕の左隣に座っていた40〜50代くらいのサラリーマンのおじさんは、杖をついたおじいさんが優先席の方に歩いてきたとたん、携帯電話を鞄に放り込んで下を向くと寝たふりを決め込みましたムムッ
座りたいのは分かりますよ、誰だって朝は眠いし、疲れてるだろうし、満員電車で立ち乗りはしんどいですからね。
終点まで快速で約50分弱、その間ずっと立ってるのはイヤだと思いますよ。
でも、健常者でさえしんどいのに、優先席対象者だったらもっとしんどいでしょ?グスン
「優先席」の是非についてはいろいろと疑問視されてる方もいるでしょう。
「若くたって体調が悪くて座りたいときもあるのに」とか「元気な初老に体調の悪い若者が席を譲らなきゃならないの?!」とか、いろいろとね。
最終的には、本人のモラルの問題ですから、一人ひとりが意識を変えていく以外にないんですけどねハァ…
ただ…
昔の日本人はもっと人間らしい人間だったはずなのに…
人としての情や人としての道徳心はどこへ行ってしまったんでしょうね…
ちょっと心寂しくなった朝でした。
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